モデリングとソリューション
自然災害モデルについて
AIRのモデルは、先進のシミュレーション技術と優れたコンピュータープログラムに基づき、災害(自然災害または人災を問わず)とその影響について解析を行います。モデル内ではAIRの科学技術の専門家により、台風、竜巻、地震等の災害の発生や特徴についてのシミュレーションと対象財物の価値、構造、用途等の情報が結び付けられて解析が行われています。解析結果により、実際に発生する以前に巨大損失の可能性について情報を得る事が可能となり、貴社はそれら災害の経営に与える影響に対して備えることが可能になります。
AIRの日本災害モデル
地震
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波の後、AIRは地震調査研究推進本部と協議を行い、地域の地震リスクを再評価するための研究開発を始めました。その後AIRは2013年に日本地震モデルのアップデートを行い、業界初の確率津波モデルを加えました。現在、日本地震モデルは地震動、地震火災、液状化、津波等の地震に関連する主な災害を対象にしています。
AIR日本地震モデルのパンフレットを御参照ください台風
台風北西太平洋域は、世界で最も多くの台風が発生する地域です。 台風の損害では、風災が最も大きな損害を引き起こしますが、水災も大きな脅威となっています。 AIRの日本台風モデルは、暴風・強風による風災に加えて洪水、高潮による水災も個別に解析可能です。モデルは水災への防災対策の効果も考慮しています。また特殊なリスクの被害関数も備えており、鉄道、海上貨物、船舶、建設中の建物や複雑な産業施設の損害にも対応しております。
AIR日本台風モデルのパンフレットを御参照くださいその他のアジアパシフィック地域のAIRモデル
AIR東南アジア地震モデルとAIR東南アジア台風モデル
東南アジア地震モデルと東南アジア台風モデルのパンフレットを御参照ください
AIRインド地震モデル
ソフトウウェアとコンサルティング
ソリューション
ソフトウェア ソリューション
弊社のソフトウェアには柔軟性があります。私達は貴社の変化するニーズに対応するため、弊社ソフトウェアの導入に関して様々な選択肢を提供いたします。 私達のシステムは、企業全体のデマンドに対応するため、貴社のあらゆるビジネスの拠点においてインストールするが可能です。また貴社のビジネスの発展状況に即時に対応するために、クラウド上にインストールする事も可能です。弊社のソフトウウェアは、ブローカー、再保険会社、投資家、保険アンダーライター、ポートフォリオ管理者、住宅ローン融資会社や一般事業法人のリスク管理担当者等の様々なユーザーのニーズを満たします。これらの専門家は、より早い解析、直感的なデザイン、そして詳細な情報の提供を求めており、弊社のソフトウェアはその全てを提供いたします。
AIR のソフトウェア:
コンサルティングサービス
AIR のグローバルコンサルティングチームは、モデリング、自然災害リスク、リスクマネージメントの分野で経験をつんだ保険数理、技術、数学、統計、財務分析の専門家で構成されています。AIRのコンサルタントは貴社とマンツーマンで取り組み、貴社の保険・再保険の購入、価格決定、引受け、リスクの移転と低減、ポートフォリオの最適化や成長戦略等に関する意思決定の際に、保有リスクの特性の把握と災害情報の最善な利用方法の探究のために尽力いたします。
AIR のコンサルティングサービスは以下のサービスを含みます。
リスク移転(再保険と証券化):AIRは、多様にストラクチャリングされた保険リンク証券の発行体や投資家の皆様にコンサルティングサービスを提供します。
法規制関連サポート :AIRはモデルに関する質問への包括的な対応や、将来の法規制施行の影響に関するガイダンスの提供等、貴社が全ての法規制上の要件に対応できるようサポートいたします。
災害リスクエンジニアリング :AIRの災害リスクエンジニアリングサービスは、貴社の特定資産に関して工学的なアプローチを用いた詳細なリスク評価を提供いたします。